十七世中村勘三郎三十三回忌追善狂言
お元気ですか?
2月25日、歌舞伎座で「連獅子」見てきました!
以前、十八世勘三郎さんと勘九郎さん・七之助さんの「三人連獅子」や勘九郎さんと七之助さんとの「連獅子」など、素晴らしい「連獅子」が頭に残っていますが、今回の勘九郎さんと勘太郎君の「連獅子」も間違いなく、忘れられない「連獅子」になります!
去年の自粛期間の時に、お稽古を始められたそうですが、やはり、稽古はうそをつきません。やる気を持っての稽古に勝るものはなし!そんな思いを新たにする「連獅子」でした。
勘九郎さんも仔獅子の最年少記録を勘太郎君に譲ってもうれしい限りだったと思います。
追善狂言のもう一つの演目は、「奥州安達原」でした。
お家再興を志す兄弟による復讐を軸に敵味方に分かれてしまった親子の悲劇が描かれています。
勘九郎さんと七之助さんが夫婦で長三郎君がその二人の子供を演じています。
出ずっぱりで、尚且つセリフも重要な所作も多く、それを完璧にこなしていく長三郎君はあっぱれでした!
中村屋の歌舞伎への思い、大切にされている日本舞踊。
それらは、確実に受け継がれていってると確信できる公演でした。
それではまた~